「復活」のカードに描かれているのは、無数の人間たちと一人の天使の姿です。天使は鎖と大きな鍵を携えています。これは、退治された赤い竜、すなわち悪魔をつないでおくための鎖と、封じ込めておくための鍵なのです。
また、天にはたくさんの椅子があり、そこに裁きを受けるべき死者たちが座っていました。そのうち、神のことばを世に伝えたために首を切られた人々は生き返りました。また神から永遠の命を約束された者の名が記された「命の書」が開かれ、それぞれそこに書かれている内容にふさわしい審判が下されました。
そして、神に背き人々を惑わした悪魔とそれに与する者たちは、すべて火と硫黄の池に投げ込まれ、日夜絶え間なく責め苦を味わうことになったのです。