「真実の天使」のカードには、強い力を持つ天使の姿が描かれています。そしてこの天使が持っているのは、「命の書」。この書物には、神から永遠の命を与えられた者すべての名前が記されています。また、紫色の背景は「精神世界」の象徴です。
この天使は大声で、「書物を開き、封印を解くにふさわしい者は誰か」と叫んでいます。そう、この本は、誰にでも開けるわけではないのです。
真実は誰にでも分け隔てなく開示されるとは限りません。真実を知りたいならば、相応の資格が必要なのです。求められるものは、知識であったり経験であったり感受性であったり、状況によってさまざま。今の自分にたりないものがあれば、それを得るために手を尽くす必要があるでしょう。